【一過性脳虚血発作】脳梗塞の前兆症状とは
脳梗塞が引き起こされる前兆といわれているものに一過性虚血性発作があります。
◎一過性脳虚血発作って何?
一過性脳虚血発作とは、脳への血流が一時的に悪くなり、片方の手足のしびれやまひ、言語障害、運動障害といった脳梗塞のような症状が短時間で現れて消える状態のことをいいます。
◎どんな人に起こりやすい?
原因としては、脳の血管が詰まりかけるわけですから、まず脳動脈硬化を起こす危険因子を持った人が危ないということになります。
①糖尿病、高血圧、高脂血症、高尿酸血症など生活習慣病のある人
②喫煙
③脱水
④不整脈、心臓弁膜症などの循環器疾患
◎発症しやすい時間帯はあるの?
安静にしている時(就寝時)や起床時が多いようです。
◎どんな症状がでるの?
・片側の手足や顔が麻痺してうまく動かせなくなる「運動障害」
・片側の手足や顔がしびれる「感覚障害」
・言葉が出なくなる、または言葉は出るのにろれつが回らなくなるといった「言語障害」
・片方の目が見えにくくなる「視力障害」
・片側にある物がまっくらになって見えにくくなる「視野障害」
・めまいや脱力、嚥下障害など
全ての症状がでるというわけではなく、例えば食事中に口がうまく動かせず食べ物が口からこぼれてしまう、片側の腕に力が入らなくなるなどの症状だけがでる場合があります。
こうした症状が出現するのはごく短い時間で、数分から長くても1時間程度で消えていきます。ただ、一過性脳虚血発作は脳梗塞の「前触れ」でもあり、発症後48時間以内に脳梗塞が起きることが多いので、症状が治まったからといって放置せずに速やかに受診・治療することが大切です。
◎冬の時期に特に気を付けることは?
冬の時期は気温が下がるため血圧が上がりやすく、室内と室外の寒暖差が血圧に負担をかけることも多くなりますし、気が付けば脱水の状態になりやすい時期にもなります。
また高温のお湯に入浴すると血栓が形成されやすく、さらにそれが増大する危険性も高くなります。また、こうした影響は入浴後6時間ほど持続することが分かっています。入浴後の体調にも注意が必要です。
◎当院の訪問鍼灸治療・マッサージ
拘縮部位など筋肉のこわばりのある所へアプローチを行います。麻痺による疼痛や筋肉の緊張を緩める治療方法です。後遺症のうち、過度な緊張で手足がつっぱっているような場合に行うことでリハビリを行いやすいコンディションを整えます。
生活期のリハビリであっても、生活機能を高めるための訓練・維持をするための訓練を取り入れていきます。
患者さんお身体の状態にあったバランスのよいケアが大切です。
■当院では女性スタッフを担当にすることが可能です。
ご要望がございましたらご遠慮なくお申し付けくださいね
当院の施術者は
全員、国家資格保有の鍼灸師です*
当院は神戸の鍼灸院です
*鍼灸施術
*機能訓練等、徒手施術
を行っています。
筋拘縮を鍼灸で取り除きつつ
手技により血流をよくすることで
筋肉の緊張緩和を促すなど
患者さまのコンディションに応じて機能訓練も行っています。
鍼灸治療はWHOの治療効果が認められた治療法です。
神戸の在宅治療院
・訪問鍼灸たか 本院
・訪問鍼灸たか 兵庫治療院
✆ 0120-939-797