訪問鍼灸たかコラムCOLUMN

2024.10.06 訪問鍼灸たかコラム
パーキンソン病 鍼灸治療

パーキンソン病と鍼灸治療

「鍼灸がパーキンソン病に良いと聞いたので試してみたい」
そう思っていらっしゃる方、いらっしゃいませんか?

パーキンソン病の特徴的な症状

小刻み歩行: 歩幅が狭く、足を引きずるような歩き方になる
不随意運動: 本人の意思とは関係なく、体が震えたり、むだに動いてしまう
構音障害: 口がうまく動かなくなり、言葉が聞き取りにくくなる
動作緩慢: 動き出すのが遅くなったり、体が思うように動かなくなる
体幹の傾き: 猫背気味になり、首が前に倒れやすい
これらの症状は、患者さんによって現れ方が異なります。また、薬の副作用として幻覚が見えたり、便秘になったりする方もいらっしゃいます。

温熱療法の効果

パーキンソン病の患者様に対し、灸治療、温灸器をあてると足が温まり、歩きやすくなったという声をいただきました。

筋肉が硬くなることを「固縮」と言いますが、温めることはこの固縮を和らげる上で有効な手段の一つと考えられます。

鍼灸が期待できること

鍼灸は、人それぞれに合わせた施術を行うオーダーメイドの治療です。

血行改善: 鍼を刺すことで血行が促進され、筋肉の緊張をほぐす
痛み軽減: 痛みを感じている部分に鍼を刺すことで、痛みの軽減が期待できる
自律神経の調整: 自律神経のバランスを整え、身体機能の回復を促す

私たちができること

訪問鍼灸たかでは、患者様一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。

ご自宅での施術: 通院が難しい方でも、ご自宅で安心して施術を受けられます
丁寧な説明: 現在の症状や生活習慣について詳しくお聞きし、最適な施術計画を立てます
継続的なケア: 定期的な訪問により、症状の変化に対応し、より良い状態を目指します
パーキンソン病と診断された方、一人で悩まずに一度ご相談ください。

鍼灸治療という選択肢が、QOL(生活の質)向上の一助になれば幸いです。