【浮腫】一過性?それとも慢性?
神戸の在宅治療院 訪問鍼灸たかです!
今回は浮腫の原因の種類についてです。
◎浮腫って何?
何らかの原因で細胞と細胞の間の水が異常に増加し、体外に十分に排泄されずたまった状態のことをいいます。
◎浮腫の原因
1⃣一過性の浮腫
①長時間同じ姿勢でいる
②運動不足による筋力の低下
運動不足によってふくらはぎの筋肉が衰えると、ポンプ機能が低下し、足の血液を心臓へ送り戻す力が衰えます。
③塩分の摂りすぎ
味の濃い、塩分の高い食べ物を摂りすぎるとむくみの原因となります。塩分には水分を抱え込む性質があり、余分な水分をうまく排出できなくなり体の中に溜まってしまいます。
④ビタミン、ミネラル、たんぱく質の不足
特にカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルや、ビタミンB1、たんぱく質が不足すると、むくみが出やすくなります。
⑤体温調節不足
エアコンなどで温度が変わらない環境でずっと過ごすと、体温を調節する発汗などの自律神経の働きが鈍くなり、水分代謝が低下し、むくみの原因になります。
⑥冷え
体の冷えにより血行不良になり、そのため血液やリンパの流れが滞ってしまい、むくみの原因に。
2⃣慢性的な浮腫
次のような症状があるなら要チェック
- 一日中浮腫んでいる、痛みがある
- 顔やまぶたがむくむ
- 尿の出が悪い
- 胸苦しい、動悸がする
①心臓の障害
心臓に何らかの障害があると、心臓がポンプの役割を正常に果たせなくなり、血行が悪くなってむくみを引き起こすことがあります。
②肝臓や腎臓の障害
肝臓や腎臓に何らかの障害があると、血管での水分調整が効かなくなってしまい、むくみの原因となります。
③リンパ浮腫
がんの手術あとなどリンパ節を切除したり、放射線を当てたことによりリンパの流れがわるくなりおこりやすくなります。
④甲状腺機能低下症
甲状腺ホルモンは身体の代謝を上げるホルモンで、脳や胃腸の活性化、体温の調節などの役割があり、活動のために必要なエネルギーを作っているため、甲状腺ホルモンが不足すると活動性が鈍くなり、体温が低くなるほか、むくみも起こりやすくなります。
⑤エコノミークラス症候群
病気で寝たきり状態など、同じ姿勢を取り続けた後に足の静脈に血栓ができてしまい、静脈が心臓に戻りにくくなり、足が浮腫む原因に。足に血栓ができるのを予防するには、水分をしっかりとることや足を動かすこと、弾性ストッキングを履くこともおすすめです。
⑥脳血管疾患の麻痺によるもの
筋委縮や運動量の低下、血行不良により高度に浮腫が起きやすくなります。
慢性的な浮腫みで動悸があったり尿の出が悪い場合は一度病院を受診しましょう。
寝たきりや運動不足、冷えなどによる浮腫は身体を動かしてあげたり、鍼灸で血流をよくすることで
解消することがあります。一度ご相談ください。
『訪問鍼灸たか』は地域包括支援(医療・介護サービス)と連携します
当院は、寝たきりになってしまった患者様や、自力での歩行が困難な患者様のご自宅に訪問し医療保険を使って、鍼灸マッサージやリハビリを行っています。
拘縮が強い方には可動域訓練、腰痛や神経痛の方には鍼灸治療やマッサージなど、患者様にあった治療方法を提案いたします。
医療保険を使用する為、介護保険を限度額まで使用されている方も限度額を気にせず利用できます。
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当院の施術者は
全員、国家資格保有の鍼灸師です*
当院は神戸の鍼灸院です
*鍼灸施術
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筋拘縮を鍼灸で取り除きつつ
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筋肉の緊張緩和を促すなど
患者さまのコンディションに応じて機能訓練も行っています。
鍼灸治療はWHOの治療効果が認められた治療法です。
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